転職サイトは日本だけでも20種類以上のサイトが存在します。大手企業が運営するサイトから中小企業のものまで様々ですが、はじめて転職活動をする人にとっては、そもそも『転職サイトを使うメリットや意義』についてイマイチ理解できていないのではないでしょうか。
ここではそんな人に向けて、転職サイトを活用するメリットや意義について紹介します。
客観的な意見だけでなく、実際の筆者の体験やネット上にある口コミ・評価を交えて紹介するので、参考にしていただけるはずです。
サクッと読むための目次
転職サイトを活用して転職成功率アップ!
ずばり結論から言うと、転職サイトは『絶対に使うべき』です。
よほど強力なコネクションがあったり公務員など特殊な仕事への転職を考えている人でない限り、転職サイトを使わないまま活動を続けるのは、自分にとってマイナスにしかなりません。
冒頭でも言ったように、転職サイトには大手企業が運営するものから中小企業が運営するものまで様々ありますが、転職希望者の希望や立場によって使うべき転職サイトが変わります。
たとえば、新卒者用サイトもあれば、第二新卒者用のサイト、IT系に特化したサイトなど、様々な特徴があるからです。
さて、これらいずれのサイトを利用する場合でも、転職サイトを使う共通のメリット・意義があります。
筆者の体験や世間の口コミ・評価から言える、主なメリット・意義は次の4つです。
無料で利用できる
筆者にとってもっともありがたかったのは、9割以上の転職サイトが無料で使えるという点です。
筆者は当時、勤めていた企業を辞める前は貯金がなく、できるだけ費用をかけずに転職活動をする必要がありました。また、転職が実現した際の引越しや物件にかかる費用も残しておきたかった、という理由もあります。
その点、検索してトップに出てくるような転職サイトのほとんどは無料で登録でき、数万件の中から手軽に仕事を探すことができるので非常に重宝しました。
もちろん詐欺のようなサイトも少なく安全に利用できるものばかりなので、最後まで安心して使うことができました。
転職エージェントから求人を紹介してもらえる
転職エージェントとは、転職サイトに登録した人の転職をサポートしてくれるエージェント(転職のアドバイザー)のことです。筆者を含めた多くの転職希望者にとっては、このエージェント機能も非常にメリットがあるものです。
ネット上にある実際の口コミに、
- 「メールで自分に希望に合う求人を流してくれるので働きながら効率的に転職活動ができた」
- 「紹介された求人に関する質問やアドバイスをしてくれて安心した」
- 「転職エージェントしか知らない非公開求人を紹介してくれる」
といった高評価が多く見られることも事実です。
企業からのスカウト・オファーが来る
転職サイトには自分のプロフィールや自己PRを登録します。求人を募集している企業がそれらを見て、「この人に来て欲しい!」と感じた登録者に、直接スカウトやオファーを出すことがあります。
この機能も転職サイトを使う大きなメリットと言えるでしょう。極端に言うと、実績やスキルが一定上ある人であれば、『待っているだけで転職が実現する』ということです。
ただし、企業から届くスカウトやオファーの中には、サイト登録者のほぼ全員にDMのような形で送られるものもあるので、すべてを真に受けないように注意です。自分だけに個別に送られてくるスカウトを中心に、転職先候補として検討するようにしましょう。
面接や志望動機についてアドバイスをしてくれる
面接や志望動機への本格的なアドバイスをしてくれる点も転職希望者にとっては大変助かる機能です。
今思えば、転職未経験だった筆者も、転職エージェントからのアドバイスによってより質の高い自己PRができたと感じています。実際に、大手転職サイトの1つであるDODA(ドゥーダ)に対する口コミには次のような評価もあります。
- 「職務履歴書で上手く話題をふり、得意分野に面接の質問を持っていくやり方など、とにかく実践的なテクニックを教えてくれ助かりました。」
- 「履歴書をつかって面接を仕組む方法など、とても勉強になることばかりでした。」
ここまでの確認
転職サイトをより効果的に活用するためには、自分にあった転職サイトを見つけることも重要です。志望する業界が『金融』の人なら、リクナビやマイナビといった大手の転職サイト以外にも金融業界に特化した転職サイトに登録する、といった具合です。
こうした特化型の転職サイトは、大手には載っていない求人も公開されているので、給与・福利厚生・勤務地の希望が、より自分にマッチする企業が見つかる確率も高まるはずです。