こんな30代が欲しい!企業に求められる今すぐ欲しい30代転職者の特徴

仕事

企業が求める人材の特徴は、年代によって異なります。

実務スキルや実績が少ない20代には、ポテンシャルや仕事に対する意欲、誠実な人格、といった要素が求められるのに対して、40代であれば管理職などのリーダーポジションに就ける程の高いスキルや実績が要求されるでしょう。

では、30代に求められる要素とは何なのでしょうか。ここでは30代からの転職を考えている人に向けて、『企業が今すぐ欲しがる30代の特徴』を4つご紹介します。

30代の転職は有利か?不利か?

30代からの転職について、有利だと感じる人、不利と感じる人、さまざまな意見があると思います。

リアルな意見を知るための参考データの1つに、大手転職サイトであるリクナビNEXTの調査があります。

30代転職の有利不利調査

この調査によると、実際に転職を経験した30代前半の人の50.4%が『不利とは感じなかった』と回答しています。残りの半分は、31.9%が『不利だと感じた』、17.7%が『どちらとも言えない』です。

(リクナビNEXT『30代前半の転職って、有利? 不利?』)

『どちらとも言えない』人を含めると、実に約7割の人が不利だとは感じなかったという結果なのです。

ただ、この調査は30代前半の人を対象にしたものなので、30代後半も含めた調査になると多少、『不利』の割合は増えるかもしれません。

いずれにしても、有利に感じた人と不利に感じた人の違いは、やはり『企業が30代に求めている人材像を理解しているか否か』にあります。

そして有利に感じた人は、企業に対してその人材像に合うようなアピールを実践しているのです。企業が30代に求める人材像(特徴)は、大きく4つ挙げられます。

ビジネスの基本が身に付いている

大前提として、メール・電話マナーやタスク管理といった、ビジネスの基本が身に付いていることが重要です。

社員教育にかかる費用や時間の負担は大きいので、社会人経験者として転職で入社した社員には、こうしたコストをかけたくないのが企業の本音です。

基本が身に付いているからといって「今すぐ欲しい!」と思わせることはできませんが、身に付いていなければ、キャリアアップのための転職は望めないと思った方がいいでしょう。

即戦力になり得る

基本的なビジネススキルに加えて、実務経験や実績がある人物は、どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材です。前職で培った経験やスキルを活かして、企業の即戦力となってくれる可能性が高いからです。

ただ、入社してすぐ会社に実績・利益を出せる天才的なビジネスマンなど、ほとんどいません。

ポイント

大事なのは、早いうちに仕事に馴染める適応力と、できるだけ早く企業の戦力となり得るポテンシャル(実績・スキル)を持っていることです。

コミュニケーションスキルに長けている

30代は、20代の若手と40代・50代のベテランとの間に板挟みになる微妙なポジションです。

新しい環境でも、スムーズに円滑な人間関係を構築できるコミュニケーションスキルを持っていることが求められます。

注意点

どれだけ豊富な実績・スキルを持っている人材でも、採用担当者や経営者に、「この人はウチの社員と上手くやっていけそうにないな」と思われてしまえば、不採用になる確率は大いにあります。

会社を成長させる具体的なビジョンがある

  • 「その会社に入ってどんな仕事がしたいのか?」
  • 「何を実現したいのか?」

といった具体的なビジョンや熱意があることも、30代に求められる特徴です。

志望動機や自己PR、面接の場面で、積極的にアピールすることが大切です。

注意したいのは、そのビジョンは受ける企業のビジョンや方向性と同じものでなければならない、という点です。

あまりに自分勝手なビジョンだと、「え?なんでウチの会社を受けに来たの?」とマイナスの評価を受けてしまうことになります。

不利な点をいかにカバーするかが成功へのカギ!

30代の転職には次のような不利な点もあります。

  • 未経験の業種・職種は20代に比べて採用されにくい
  • 20代に比べると体力や精神力が劣りがち
  • 実績やスキルが少ない人には厳しい

これらを事前に把握しておき、対策を練ることが大切です。

たとえば、未経験の業種・職種に挑戦しようとしている人は、関連する知識・スキルがあることを証明するために資格の勉強をする、といった取り組みをするといいでしょう。

たとえ取得に至らなくても、面談や面接でそのPRをすることで、一定の知識を持っていることや、本気でその仕事に就きたいという意思を伝えることができます。

人事部が教える効率よく転職を成功させる方法

転職をするための王道は、転職エージェントを利用することです。上手に転職活動を進めるなら、しっかりと作成された履歴書・戦略が必要です。

そのため転職を進めるにあたって転職エージェントと相談したり、作戦を立てたり、スケジュールを立てたりしながら転職活動進めていきましょう。

面倒な給料交渉も転職エージェントに任せることも可能です。給料アップや自分のやりたい仕事をゲットするためにも積極的に転職エージェントを使い倒しましょう。

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