今の転職市場において転職活動の主流と言われている方法は転職エージェントですが、転職サイトも捨てがたい方法です。
今回は、私が求職者として転職サイトを利用した経験をご紹介したいと思います。
求職者の方の中には、『他の求職者が転職エージェントを利用している傾向が強いから』となんとなく転職エージェントを利用して結果的に転職することができている方もいるでしょう。
実は転職サイトも充実した機能があり、その機能を利用することで転職エージェントと同じ質の転職活動を行うことができるのです。
数ある転職サイトのなかでも、私がオススメする転職サイトはマイナビ転職です。
サクッと読むための目次
転職サイトならマイナビがオススメ!
私が求職者の方にオススメする転職サイトはマイナビです。これにはいくつか理由があります。
まず、今、最も求人数が多く日本でトップのシェアを誇りますので、他の転職サイトとは比較にならないぐらいの求人を閲覧し、応募することができます。
転職活動の生命線
転職活動の生命線は『求人の数』になりますので、求人を集めるだけで考えるならばマイナビだけでカバーすることが可能です。
また、管理画面の使いやすいさも魅力的です。
管理画面とは、求職者の方がマイナビに新規登録すると、自分用のアカウントが発行され、自分がどのような求人にいつ応募し、その結果はどうなのかという進捗状況を把握する目的のもの。
私はマイナビ以外の転職サイトも複数利用したことがあるのですが、使いやすさも一番です。
(前篇)マイナビ転職サイトの転職活動実話
それでは、ここから私が実際にマイナビ転職を使ったときの転職活動実話をご紹介します。
マイナビ転職にまず新規登録すると自分用の管理画面が用意され、そこから求人に応募することが可能になります。なお、マイナビ転職の求人に応募する場合は必ず登録が必須になりますのでご注意ください。
その後、各種検索条件で自分の希望する条件に合致する求人を探し、検索結果に表示された求人を確認し、応募するかどうか判断をします。
マイナビの良いところ
- 書類選考の通過率が高い
私は複数の求人に同時に10社ほど応募し、9社の書類選考を通過しました。マイナビ転職の良いところは、書類選考通過率が高いということです。通常2割程度あれば良いところが9割の通過率ですので、相当高いことが分かると思います。
9社のうち5社ほどの1次面接を受けて、最終的に3社から内定を得ました。登録から内定までの期間は2カ月ぐらいです。
- 転職活動期間が短い
仮に私がその企業のどれかに転職したとすれば、私はマイナビ転職を利用することで2カ月程度で転職活動を終えることができたということになります。
2カ月という活動期間は、転職市場での全体平均期間は3カ月ですから平均を下回る数字です。
(後編)マイナビ転職サイトの転職活動実話
次に内定後の利用体験談をお話します。
転職サイトの場合は自分で交渉
通常、内定後、転職エージェントを利用している場合は、自分の代理でキャリアアドバイザーが条件交渉をしてくれますが、マイナビ転職は転職サイトですので、交渉も私が行いました。
交渉は大変だったのですが、なんとか自分の希望する条件で着地することができています。
ここでポイントは、転職前の一求職者である私が転職するかもしれない企業と1対1で条件交渉をするということです。
通常は、対等の立場で交渉することはなかなか難しいのですが、マイナビ転職の求人企業は比較的、融通を聞いてくれたという点です。
先程、3社から内定をもらったと言いましたが、その3社とも一方的に『この条件』という提示はなく、相談してくれたのです。
マイナビ転職は企業から求人掲載の受注を受ける際に、条件交渉では一方的に通達しないよう依頼しているので、このような交渉を求職者である私はできたのです。
上手に使うために!マイナビ転職サイトと転職エージェントを同時に活用することが理想的
私がマイナビ転職をオススメする一番の理由は、実はこれからご紹介するところにあります。
それは、マイナビ転職を利用すると、だれでも転職エージェント機能を同時に利用することができる点です。
マイナビ転職は運営会社がマイナビであり、マイナビは転職サイト運営とは別に転職エージェント事業も運営しています。
サービスの内容は違っても母体は同じですし、事業の目的も同じですので、求人の共有が相互の事業間で行われていますし、求職者もその恩恵を受けることができるのです。
マイナビ転職を利用するならば、転職エージェント機能を利用することは今の転職市場では成功方法の一つです。
マイナビ転職に掲載されている求人の転職支援を転職エージェントが行ってくれます。面倒な条件交渉を代わりに行ってもらえるのです。
上手に使うために・・・非公開求人へ積極応募することが鉄則
マイナビ転職には非公開求人が豊富にあります。
転職サイトで非公開求人では応募する判断材料がないと感じると思いますが、先程ご紹介したように転職エージェント機能を併用することができますので、非公開求人が豊富にあるのです。
非公開求人に応募するためには転職エージェントを利用しなければなりません。
非公開求人は、求人上では社名を知ることはできませんが、転職エージェントを利用することで社名を知ることができます。
非公開求人が多い
マイナビ転職は非公開求人の数が他の転職サイトに比べると4倍ぐらいの差があると言われています。
公開求人はだれでも応募できるために応募数が多く、その結果、選考基準が高く転職難易度も相対評価として高くなるのですが、非公開求人であれば公開求人よりも確実に応募数は減りますので転職確度が上がります。
まとめ
マイナビ転職は転職サイト自体の機能が充実していますし、併せて転職エージェントも同時に利用することができるので一石二鳥の転職活動を行うことができるのです。
また、転職サイト上には転職ノウハウのコンテンツも用意されています。
マイナビ転職サイトには、転職エージェントを利用せずとも転職活動のやり方やレジュメの添削サービス、企業の評価ポイントなどを公開されています。
マイナビ転職にしか掲載されていない求人が求人全体の7割から8割で掲載求人数も常時、8000程度あります。
マイナビ転職は転職エージェント機能を持つ転職サイトですので、利用メリットは相当高いと思って良いでしょう。